接骨院(あるいは整骨院) は国家資格者である柔道整復師が、骨折・脱臼・捻挫・打撲・筋損傷などの、いわゆる筋骨格系の外傷を治療する施設です。
病院とは違い、手術・注射・薬剤などは用いず、整復・固定・運動法などを活用し、人間の自然治癒能力を高めるように導きます。接骨院と整骨院はどちらも実質的には同じもので、どちらの看板名を掲げてもよかったのですが、最近の法律では新規開設には「接骨院」に統一されています。

江戸時代から「ほねつぎ師」「接骨師」と呼ばれ、外傷の治療家として知られていました。現在は高校卒業後、都道府県知事が指定した専門学校（３年間以上修学）で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。国家試験を受けて合格すると、厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。
資格取得後は、実務経験と研修の受講により受領委任の取扱いが行える接骨院を独立開業できます。また、勤務柔道整復師として病院や接骨院などで働くこともできます。

整形外科は整形外科の医師が運営し、医師が診療に当たります。医師とは、厚生労働省の認める大学医学部６年間の専門教育を受け医学部を卒業後に医師国家試験に合格した者です。
接骨院は柔道整復師が施術に当たります。接骨院も軽度の外傷治療を認められており、整形外科へのリハビリ通院と同じように見えますが、その違いはなんでしょうか?
決定的な違いは、整形外科は医師によって診断を行いますが、接骨院では「診断」はすることができません。診断とは医者が患者を診察して傷や病状を判断することです。したがって、解りやすい外傷であれば問題ありませんが、重く複雑なケガがあれば、一度は整形外科を受診し医師からできるだけ的確な診断を受けた後に接骨院にかかることをお勧めします。

鍼灸院とは、国家資格者である鍼灸師により、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った治療で体の自然治癒力を高め、慢性の痛みを緩和したり、病気の予防、健康回復を行う医療施設です。

鍼灸は副作用が少なく、刺す痛みもほとんどないことから、子供から高齢者、体の弱い人から運動選手、さらに妊産婦まで安全に受けることができます。
最近では日本のみならず海外でも多数のトップアスリートが疲労回復や体のコンディション作りに利用しています。
鍼灸医学の歴史は2000年以上前の中国大陸にさかのぼります。日本には６世紀に伝わり、独自の発展を遂げてきました。
明治期以降、わが国で鍼灸医学は「非正当」とされ、幾度も存続の危機に立たされましたが、近年になり意外にも海外に於いて鍼灸が普及し始め、1979年にはWHO(世界保健機構)は鍼灸治療の適応４３疾患が発表されるに至りました。続いて1989年には鍼灸用語がWHOジュネーブ会議によって正式に承認され、さらに2008年には経穴位置が英語表記でも国際的に標準化されるなど、世界的に鍼灸医療の有用性が認められています。
また、最近では、美容分野への応用が注目され、保険適用はされませんが、育毛促進や美肌促進、リフトアップなどに活用され、受ける方がますます増えています。

高校卒業後、都道府県知事が指定した専門学校（３年間以上修学）で理論と実践を学び国家試験を受けて合格すると、厚生労働大臣から鍼灸師資格が与えられます。
柔道整復師(柔整師)と鍼灸師は別な国家資格です。
柔整師は鍼を打つことはできませんし、鍼灸師は柔道整復術による施術はできません。
ちなみに、鍼灸師と柔整師の両方の資格を持つ人は、それぞれ３年間、合計６年間、専門学校で全ての科目を履修し２つの異なる国家資格に合格した治療家です。
２資格保持者となるには長年の多大な努力が必要ですが、鍼灸と柔整を合わせた広い視点から治療を選択することができるため、患者さんからは大きな信頼を得る方が多いです。
当院には経験豊富な鍼灸師兼柔整師が２名在籍していますので、安心してご相談下さい。

接骨院の柔整師と整形外科の医師の間に相互不信が存在していることは確かにあるようです。これをお読みの方も整形外科で「接骨院は医療じゃないから、そんな所に行くな」と言われたご経験はありませんか?　
あるいは反対に接骨院で「整形外科なんか通っても治らないからうちに通いなさい」と言われたことはありませんか?
どちらにも言い分はあり、私たちはその両方の気持ちも理解できます。整形外科と接骨院にはそれぞれ利点と問題点がありますので次にご説明いたします。
通院して痛めた筋肉関節などに対して、何度も気軽に通院して長期的に手当してもらえる安心感というメリットはあります。しかし、接骨院では正確な診断ができないために、時によって他の重い疾患が隠れていて対応が遅れてしまうというリスクも孕（はら）んでいます。
一方の整形外科医は、いろいろな検査手段を用いて診断を下した後に、薬や注射、手術などやや強い治療を行いますが、通院リハビリ的なケアに関しては不十分となりがちです。そうなる主な理由は人手不足と制度上の制約です。
整形外科ではしばしば、[毎回薬だけであとは放ったらかし] とされてしまい、不満が募っている患者さんも多いという事実があります。
そこで私たちは考えました。
「接骨院と整形外科、双方の得意な点を活用し、苦手な面を互いに補えば患者さんの健康増進にもっと役立てるのではないか?」　と。それならば、
「整形外科と力を合わせ、協調できる接骨院を作ればよいはずだ。」
それが私たちがライジング鍼灸接骨院を作った最大の理由です。

カイロプラクティックは1895年にアメリカで発症した療法の一つで、体の運動機能や姿勢などを重視し、それを改善していこうという療法です。整体やマッサージなどに近いですが、カイロベッドという特殊なベッドを活用することも特徴です。

カイロプラクティックを行う専門職をカイロプラクターと言いますが、公的な資格制度が存在しない民間資格であるため、特に誰でもその日からカイロプラクターを名乗れてしまう、という現状があります。

カイロプラクティックを学べる学校は、基本的に２年間のコースとなります。
腕が良いカイロプラクターさんはいますが、中には荒っぽいカイロプラクターによる事故の報告もありますので、カイロプラクティックを受ける際には治療家を慎重にお選び下さい。

整体には明確な定義がなく、整体師に国家資格はありません。
誰でもその日から整体師を名乗ることができます。そのためやり方も整体師や整体院によってまちまちです。よくある「骨盤のゆがみを直す骨盤矯正」などは整体に含まれますが、実は「骨盤の歪み」というのは、整形外科学な研究によっても明らかに証明されておらず、「歪み」の定義や診断基準はどこにもありません。

整形外科通院されている方でも、当院通院はできます。
ただし、健康保険適用する場合は、整形外科に受診した同日はご利用できません。
また、整形外科で治療を受けている同じ部位に対して当院で健康保険での施術はできません。

整形外科で治療を受けている同部位施術をご希望の方は、自費施術をお勧めいたします。
自費であれば、全身無制限に施術を受けることができます。
料金については、ご来院の上で個別にご相談下さい。

当院から50mの距離に屋根付きの大きな無料駐輪場があります。駐輪台数は多数確保されていますので、自転車の方も安心してご来院ください。

こみあう時間帯がございますので、事前にお電話、または各店舗予約フォームでのご予約をお勧めいたします。

最大の違いは、小豆沢整形外科直営で、現役の整形外科医である平医師と密な連携をとりながらお客様の体を最短コースで快適に導けることです。
接骨院だけでは診断ができず、時に間違った方向に進んでいる場合もありますが、必要に応じて、直ぐ近くの整形外科で診てもらうことで、安心して正しい道に進むことができます。
当院以外の接骨院では、気軽に診断を依頼できる整形外科がないことがほとんどです。
そういう接骨院の柔整師さんが、やむを得ず患者さんを整形外科に紹介しても、医師の対応が悪く患者さんが不快な思いをしてしまうことも少なくありません。
ライジング鍼灸接骨院は、整形外科医院の持つ医療資源を存分に活用しながら、経験豊富な柔整師・鍼灸師の施術を最大限に受けられる、希少な施設です。

はい、保険証を使用していただけます。ただし、治療内容によって保険適用外のメニューもございます。症状や改善要望に応じて適切なご提案を当院スタッフより致します。

受けられますが、最初に直接当院にご来院されるのではなく、整形外科を受診した上で、当院への併用通院としてご紹介を受けていただくことをお勧めします。
医師の指示紹介がないと、損害保険会社からスムーズな治療費の支払いが受けられない場合があります。
どこの整形外科に行けば良いかわからない場合は、17年間で延べ1000件以上の交通事故被害者の治療実績を持つ小豆沢整形外科をお勧めします。

健康保険の範囲では、整形外科での治療部位との重複施術不可、施術時間の制約、施術部位数の制限、通院日数の制限など、制度的に厳しい制約の中での治療となります。
それに対して自由診療(自費)では、それらの制約がなく、広くシツコイ痛みや不調に対しても、時間や部位の制約なく、ご納得のいくまで治療を受けることができます。
治療価格は、治療手段、治療時間、治療範囲によって当院の規定があります。
ご費用以上の体感価値を得られるようスタッフ一同心を込めて治療いたします。

当院の鍼治療の最大の目玉は「育毛鍼」です。育毛鍼灸のトップランナーである関口と鷹巣(いずれも鍼灸師・柔整師)が行います。髪は薄い頭皮にへばり付いた草のようなものではなく、全身の健康状態の反映です。
２人の治療家は、インナーロハスケア(Inner LOHAS Care)の深い知識に基づき、食事栄養やライフスタイル全般の助言を含めて、頭皮毛根を活性化する打鍼を行います。
鍼を打つ点は、その人の体質に応じて、頭部だけではなく、頸や腰など、関連する全身の経穴にも及ぶことがあります。育毛鍼は男性にも女性にもお勧めできます。薄毛でお悩みで、他に行っても効果がなかった方も、一度当院の「育毛鍼灸」にご相談下さい。
顔の若肌を作る「美容鍼」もお勧めです。顔の経穴に鍼を打つことにより、表情筋が刺激され、血流も改善することで、速やかなリフトアップと色艶の良い肌が手に入ります。美容外科手術は高額で怖い? とご心配の方は、まずは美容鍼を試してみてはいかがですか?美容鍼は、跡は全く残らず、手術のような副作用はありませんから安心して受けることができます。その他、コロナ後遺症における全身筋痛のような、広範囲でシツコイ体の痛みに対して、時間をかけてじっくり行う鎮痛鍼灸治療も実施することができます。

非常に細くて先端鋭利な日本製の高品質な鍼を使用しているため、ほとんど痛くありません。 出血もほとんどありません。